懸垂は面白いほど効果が出ます。
私は約2年前に筋トレを始めたときは一回も懸垂が出来ませんでした。 今では10回×3セットしています。 一回も出来ない時点からの懸垂は難しいように思われるかもしれませんが、お勧めの方法がありますのでご紹介したいと思います。 グリップにつかまると、ジャンプしてしがみつき、ゆっくり降りてくる。 懸垂の前半部分はずるをして後半部分だけを実施するといったイメージです。 最初の数週間はこのトレーニングを続けます。 10回×3セットが理想的です。 そうすることで懸垂をするための筋肉が出来上がってくるのです。 実は懸垂は体を持ち上げるときよりも、体を下ろすときの方が、筋肉が刺激されます。 数週間この楽なトレーニングを続けた後で試しに、普通の懸垂をしてみて下さい。 1回も上がらなかったはずが、1回は上げれるようになっているはずです。 最初は1回だけでもいいです。 2回目以降は「ジャンプしてしがみついて、ゆっくり降りてくる」をして、合計10回×3セットになるようにします。 次第に普通に懸垂をする割合の方が多くなってきて、1年もすれば全て懸垂でこなせるようになるでしょう。
最初は全く出来なかったことが、出来るようになる。
子供の頃に比べ、大人になってこのような体験をすることが少なくなったのではないでしょうか?
筋トレではその貴重な体験をいくつになっても肌で実感できます。
特に懸垂はその達成度を回数をカウントするので、前回よりも1回増えた!ということが顕著に分かります。 是非、懸垂に挑戦して、出来なかったことが出来た!という貴重な体験を取り戻しませんか?
この記事の監修者

小津間勇二
ハコジム エグゼクティブトレーナー。パーソナルトレーナー養成校HUB校長。国家資格 柔道整復師。後進のトレーナーを教育する傍ら、自らも現場に立ち指導に取り組んでいる。