ハコジムフランチャイズ開発担当に聞く|新規出店エリアと、物件選定について

2022年11月4日、東京のフランチャイズ第一号店である新小岩店がオープンしました。
今回は、ハコジムでフランチャイズの開発担当を行っている、原田さんに出店までのお話を伺いました。

原田さんは、ハコジムでどのような業務を担当されているのか教えてください。

まず、私がハコジムに加わった経緯からお話します。元々はラグビー選手としてプレーをしており、現役引退後は航空関係の仕事をしていました。
その後、ハコジムの代表取締役である永田さんと知り合い、業務内容に興味を持ったことや地方創生にも関心があったことから、一緒に仕事をさせていただくことになりました。

担当している業務ですが、ハコジムではビジネスサイドの現場を見ており、店舗開発・人事、CSの管理、フランチャイズのオーナーとのやりとりなどを行なっています。現在は、ほぼフランチャイズ業務がメインですね。

原田 欣司郎(企画・事業開発部長)

フランチャイズ店舗を出店する流れについて教えてください。

まずはじめに行うことは、加盟者の希望のエリアから出店場所を決定することです。
後ほど詳しくお話ししますが、オーナーの居住地に近いエリアや、土地勘のある場所を中心にエリアを絞ります。
あとは予算など細かい条件面で適した物件を探し、出店店舗が決定します。
出店場所を決定する段階から本部の支援はスタートするので、開業の経験がないかたもご安心ください。

物件が決まったら、電気工事、エアコン設置、水回りなどの工事、内装工事を行います。
直営店であれば2〜3週間、フランチャイズ店では1ヵ月程度を目安に施工スケジュールを組んでいます。

工事が完了した後は器材の搬入を行いますが、器材はハコジムが手配しますので、準備する必要はありません。

基本的に物件の契約に関する費用や工事費はオーナーに負担していただき、物件探しや工事の発注についてもオーナーに行なっていただいています。

フランチャイズ第一号店である新小岩店が出店となりましたが、どのような経緯で出店は決まったのでしょうか。

フランチャイズを出店したいと、新小岩店のオーナーである高木さんが名乗りをあげてくれたところから出店の話が始まりました。
元々ハコジムのコンサルタントとしてサポートを行ってくれていたのが高木さんで、そこから自身もオーナーになりたいということで出店が決まりましたね。

東京・新小岩でオープンすることになった経緯ですが、理由として2つあります。
1つ目は、オーナーの居住地との兼ね合いです。
オーナーの居住地と経営店舗が離れていても成り立つビジネスはありますが、ハコジムの場合はオーナーに運営の中心となっていただきます。
そのため、管理やマネジメントの観点からオーナーの居住地近辺で出店した方が利便性が高くなりますので、今回はご自宅から数駅の範囲内での出店が決まりました。

2つ目は、商圏調査の結果や予算など、条件面によるものです。
新小岩はアクセス面もよく、駅前には商店街もあり人通りも多いですし、あとはオーナーである高木さんの直感ですね。
加盟者が気にいるかどうかという点も非常に重要ですので、そのような経緯から新小岩での出店が決まりました。

物件を探す上での条件はありますか。

ハコジムでフランチャイズ出店する場合、オーナーに物件を探していただいています。
物件探しの条件としては、店舗用・事務所用の物件であることですね。
24時間営業の無人ジムですので、住居用の物件はNGとしています。
あとは、3部屋以上確保できる、約60平米以上の物件であることです。
部屋のフォーマットやサイズの規定があるので、図面を見ながら適しているか検討します。
商圏や予算などとの兼ね合いもありますが、基本的には上記の条件で物件を探していく流れになります。

比較的狭いスペースでコンパクトに開業できますし、2階以上、店舗向けでない物件でも問題ありません。
一般的なジムと比べて、開業しやすい点はハコジムの強みです。

どのような方法で物件を絞っていくのでしょうか。

様々なケースがありますが、事業用の不動産情報サイトを利用し、公開されている物件から絞っていくケースが多いです。
ただし、公開されている物件となると多くのかたが同じように検討しますので、競争率も高くなり賃料も高く設定されます。
そこで、管理を中心に行う不動産会社を通じて、非公開物件を紹介してもらうケースもありますね。
非公開物件は、基本的に借り手がつきずらい物件ですが、狭いスペースかつ2階以上の物件でも問題ないハコジムの場合、意外とマッチするケースも多いんです。

あとは、地道な方法ですが街を歩いて物件を探すこともあります。
気になる空き物件があれば、オーナーを探して相談します。
街の雰囲気なども見れますし、候補になかった物件が見つかることもありますね。

新小岩店の物件探しにあたって、苦労したことなどがあれば教えてください。

新小岩店においても、オーナーの高木さんに物件探しをしていただきました。 数件候補があがり、内見をしたり、見積もりを出してもらったりしながら、物件を絞って行きましたね。
私も物件探しの際に数回足を運び現場を見ましたが、基本的にはオンラインでのやりとりが中心でした。
図面を送ってもらい話をしながら、サポートを行なっていったという形です。

物件を見つける際に苦労したこととしては、24時間営業のジムということで、入居が断られるケースがあることです。
最後の申し込みの段階で、具体的な話をした際に断られたりもしました。
結局、4〜5ヵ月物件探しを行い、今回の物件が決まりましたね。

今回の物件に限ったことではありませんが、入居後にしか分からない点が多いことも物件探しで苦労する点です。
図面だけでは配線関係などは分からないですし、入居してから施工に関しては具体的に検討を重ねていくことになります。

物件探しに当たって何か気をつけている点はありますか。

特に気をつけていた点は、スケジュール管理です。
オープン日から逆算してスケジュールを立てるわけですが、お客様からのご予約もいただきますし、オープン日をずらすわけには行きません。
工事の進捗を直接確認できませんし、業者によっては状況をなかなか共有してくれないケースもあります。
中間検査には私も足を運び確認していましたが、スケジュール通りに進んでいるかという点は常に意識していました。

どんなかたがハコジムのフランチャイズ開業に適していると、原田さんは感じますか。

ハコジムに限ったことではありませんが、責任感を持ってやるかどうかだと思います。
自分の店舗として経営していくわけですから、責任感がなくてはいけませんし、自分のお店に愛着を持ってやってくれる人と一緒に仕事ができたらいいですね。

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ハコジムは24時間完全無人運営のジムとなっており、開業資金も一般的なジムの1/10ほどとコストを抑えることができます。 さらに、開業前のサポートから、開業後も集客代行や店舗運営のアドバイスなども実施しており、手厚いサポートの中で独立にチャレンジできる点が大きな魅力です。
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