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ジムに通うモチベーションを上げる6つの方法を解説!

「最近ジムに通う気力がなくなってきた…」このような状態になっていませんか?

ジムでのトレーニングができないと、効率的なボディメイクから遠ざかってしまいます。そのため、目標達成のためにはジムに通い続けるためのモチベーションを上げることが大切です。

そこで今回は、ジムに通うモチベーションが下がる原因と対処法、そしてモチベーションアップにおすすめの方法について解説していきます。

ジムに通うモチベーションが下がる原因

ジムに通うモチベーションが下がる原因

まずは、ジムに通うモチベーションが下がってしまう原因とその対処法について説明します。

疲れが溜まっている

疲れが溜まっている場合、モチベーションの低下につながります。身体的な疲れはもちろん、精神的にも疲れが溜まっていないか確認しましょう。

たとえばトレーニングの強度が高すぎる場合、オーバートレーニングになっている可能性があります。「取り扱う重量が筋力をはるかに超えている」「回数やセット数が多い」「休養期間が短い」などに心当たりがある人は注意してください。
トレーニングは体に適度なストレスを与えて変化を起こす方法ですが過度なストレスは逆効果です。
ストレスホルモンというコルチゾールが多くなると筋肉を分解してしまうのでせっかく頑張った効果が半減してしまいます。

目安は、1種目につき20回×3セット以内です。また、種目数は一つの部位につき3種目までにしておきましょう。

ただし、ジムでのトレーニングを始めて間もない場合は筋力が十分ではないため、1部位1~2種目に抑えてください。

筋トレ日は週に2回までにするなど、しっかり休養日を設けることが大切です。

なおダイエット中に疲れを感じたら、回復を優先させてある程度糖質も摂取するとよいでしょう。

トレーニング以外でも、日常生活で疲れが溜まっている場合にはモチベーション低下につながります。睡眠時間を確保したり趣味でリフレッシュするなど、しっかり心身の疲労回復を図りましょう。

結果が出ていない

「ダイエットのためトレーニングをしてるのに始めて1カ月たっても体重が減らない」「ウエイトトレーニングを続けてもなかなか筋肉が大きくならない」など、思ったようなダイエットや筋肥大効果が出ていない場合もやる気の減少につながります。

ダイエットでは、筋肉量を増やして基礎代謝量をアップさせることが、痩せやすく太りにくい体質にするためには重要です。そのためにウエイトトレーニングを行います。

しかし、トレーニングを始めて1~2カ月は基礎代謝が増えていない状態のため、体脂肪が減りにくいです。

トレーニングで体脂肪は燃焼するものの同時に筋肉量も増えるため、体重が一時的に増える場合もあります。ただ脂肪ではなく筋肉量が増えるため、体脂肪率は徐々に減少します。

筋肥大に関しても、ウエイトトレーニングを行ってすぐに筋肉が大きく成長するわけではありません。トレーニングと栄養補給、そして休養を繰り返すことで少しずつ大きくなります。

いずれの場合も、短期的に見るのではなく中長期的に考えることが大切です。

トレーニング開始1~2カ月は正確なフォームの習得やトレーニングの習慣づけをする期間に設定し、3カ月目からは体脂肪率の変化をグラフにしたり見た目の変化を確認したりしてみてください。

スケジュールが埋まっている

日々の予定が詰まっていることでジムに通う時間がとれず、何度か行かなかったためにモチベーションも低下してしまうケースがあります。無理にジムの時間を詰め込むことでトレーニング時間が短くなり、十分な強度のトレーニングができないこともあるでしょう。

また、日頃のスケジュールが詰まりすぎて、日常生活のストレスが溜まってしまっていることがあります。

この場合、ジムに通う時間に余裕をもたせるだけでなく、生活全般でスケジュールの見直しをするとよいでしょう。重要度の低い項目を思い切って削除するなどしてみてください。
またトレーニング日が一日二日ズレたからといって効果がチャラにナルことはありません。ハードスケジュールの中無理に時間をさくより、仕事をちゃんと片付けて翌日余裕を持った状態でしっかりトレーニングするほうが効果的です。

普段の生活で余裕ができると、ジムに通うモチベーションアップにつながります。

面倒になる

「理由はわからないけどなんとなく面倒になってジムに行かなくなった」というケースもあります。疲れやスケジュールなど複合的な要因で面倒になってしまうこともあるでしょう。

原因がわかる場合は、一つひとつ対策をしていくことで解決ができます。しかし、面倒になる理由がわからない場合は、次に紹介するモチベーションを上げる方法を取り入れることをおすすめします。

ジムに通うモチベーションを上げる方法

ジムに通うモチベーションを上げる方法

次に、ジムに通うモチベーションを上げる方法について説明します。

目標を再確認する

モチベーションを支えるために最初に行っておきたいことは、ジム通いの目的を再確認することです。

目標は「体脂肪率を◯%下げる」「筋肉量が十分で脂肪が少ない逆三角形の体を手に入れる」「背筋の伸びた理想の姿勢を手に入れる」など人それぞれでしょう。このような目標や筋トレの目的をもう一度確認してみてください。

さらに、その先の目標を設定すると、より高いモチベーションを維持しやすくなります。

たとえばダイエットの場合、「理想のボディメイクができたら◯◯の服を着る。その服を着ている自分はとても嬉しく誇らしい気持ちになっている」といったように、どのような自分になっているのか具体的に設定するとよいでしょう。

自宅で筋トレする

モチベーションが低下した際に自宅で筋トレすることもおすすめです。次のような3つのメリットがあるためです。

まず、運動を続けることが当たり前の状態にできます。20回だけプッシュアップをしてみる、3分間だけ腹筋運動をしてみるなど、軽い運動でもよいでしょう。

次に、ジムでのウエイトトレーニングから自宅での自重トレーニングに変えることで、内容や負荷に変化をつけることができます。その変化をきっかけに筋肉への違った刺激を与えることができます。

筋肉の成長は刺激の変化も重要です。そのため、筋肉の密度アップや筋肥大の促進につながるでしょう。

そして、自宅で自重トレーニングを行うことで、フリーウエイトとは違う物足りなさを感じるはずです。ジムでより負荷の高いトレーニングをしたいという気持ちが強くなるのを促すことができるでしょう。

動画や映画を見る

目からの刺激によってモチベーションを上げる方法もあります。「理想の体型をしている女優さんが出演している映画を観る」「動画サイトで筋トレ動画を見る」などがおすすめです。

これに耳からの情報を加えると、さらにやる気アップにつながります。動画とセットでモチベーションが上がるBGMをストックしておくとよいでしょう。

このような目や耳からの刺激は、モチベーションを一気に上げることにもたいへん役立ちます。トレーニングのパフォーマンスを上げたい場合、筋トレ直前に動画を見るなどの対策を行ってみてください。

自分へのプレゼントを用意する

自分自身へのプレゼントを用意することで、モチベーションアップが図れます。

短期的には、たとえばジムの帰りにおいしいスイーツのお店で自分用のプレゼントを購入するなどの方法があります。

糖質の摂取は、疲労回復に役立つほかストレス解消にも効果的です。ダイエット目的の場合は糖質の過剰摂取は逆効果になってしまうため、モチベーションが下がっている期間だけプレゼントを用意するような工夫するとよいでしょう。

中長期的には、段階的に目標を達成するたびにプレゼントを用意するとよいでしょう。気になっていたアイテムをリストに書いておき、「体脂肪率マイナス◯%ごとに購入する」といった方法があります。

情報を発信する

トレーニング情報を発信することもおすすめです。

ジムでのトレーニング内容や体脂肪の変化、見た目の変化などをSNSを通して発信します。情報発信することで他の人からのレスポンスがつくほか、自分でも進捗状況が確認できるメリットがあります。

また、同じ目的でトレーニングしている人同士で情報を共有したり成果を競ったりすることもできます。

トレーニングを行っている友人や知人がいる場合も、同様に成果の確認などができるでしょう。身近な人と情報をやり取りすることによって、モチベーションアップにより効果的に働きます。

とりあえずジムに行ってみる

とりあえずジムに行ってみるだけでもモチベーション対策になります。

トレーニング器具が揃っているジムには、自宅にはない環境が備わっています。その場所に自分を置くことで、自然にやる気が出ることも少なくありません。

特に、これまで定期的にジム通いをしてきた人にとっては日常生活の一部という感覚のため、モチベーションアップにつながりやすいでしょう。

まとめ

ジムに通うモチベーションが低下する原因とその対処法、そしてモチベーションをアップさせる方法について解説してきました。

まずは、なぜ意欲が減退してしまっているのか、原因をはっきりさせることが大切です。それがわかったら、原因に応じた対策をしてきましょう。

そしてモチベーションを上げる方法を実践することで、気力アップのほかトレーニングのパフォーマンスも上げることができます。

やる気がなくなってくる時期は、ジム通いをはじめて1~3カ月など比較的初期の人が多いです。この時期を抜けると、ジム通いが当たり前になります。

そうすると、ジムに行かないことが苦痛に感じるようになるため、目標達成までの距離が短くなるでしょう。

この記事の監修者

小津間勇二

ハコジム エグゼクティブトレーナー。パーソナルトレーナー養成校HUB校長。国家資格 柔道整復師。後進のトレーナーを教育する傍ら、自らも現場に立ち指導に取り組んでいる。